内科

杏雲堂病院内科から患者さんへ

 当院の内科は、総合医のマインドを持った専門医と専門医に近いレベルで診療する総合診療医の融合によって、どんな病気の患者さんに対しても良質な医療を提供できる体制が整っています。当院の内科系診療科には、内科の他に専門診療科として、消化器肝臓内科、腫瘍内科、循環器内科があります。内科は、これら専門診療科以外の内科系疾患のほとんどすべてに対応いたします。具体的には、外来診療はリウマチ・膠原病内科、呼吸器内科、内分泌代謝科、高血圧、腎臓病、アレルギーの専門医が常勤医として在籍し専門診療を中心に行っていますが、同時に総合内科専門医を取得している医師も多く、また総合診療の専門の医師も在籍していることから初期対応はどのような疾患であっても対応可能です。病棟は、それぞれの専門医がチームを組んで診療にあたっています。看護師をはじめスタッフと共に患者さんにとって最適な診療と寄り添う医療を目指しています。

杏雲堂病院の内科

リウマチ性疾患について

杏雲堂病院 関節リウマチ

 現在のリウマチ性疾患(膠原病)は様々な症候群から構成されますが、関節炎の症状として歴史を遡ってみると、ヒポクラテス全集などの古書にその記事を見ることができます。その当時から現在に至る長い間、関節リウマチは痛みをやり過ごす対処療法が行われてきました。その背景にはリウマチの症状が徐々に関節各所に広がり、骨糜爛が始まり変形に至る完治しない疾患という考えに基づいています。しかし、2000年前後に多くの臨床研究が発表され、

  1. 関節破壊の進行は一律ではなく、発症早期(特に2年以内)に特に急速に進行すること
  2. 初期の関節破壊の進行によって、少なからず10~20年後の日常生活が制限されること
  3. 早期から強力な抗リウマチ治療を行うことによって、関節破壊が遅らせることができ、そしてそれによって身体機能が保持され生命予後も改善されること

 が、明らかになってきました。そして近年の生物学的製剤に代表される治療法の飛躍的な進歩に伴い、これまでの『痛みを取り除く治療』から『寛解・治癒』を目指すことが可能となりました。また、多くの膠原病で心臓病変が認められます。関節リウマチの患者さんの平均寿命は健常人よりも短いと言われますが、感染症と循環器疾患の罹患が多く、原因の50%以上を占めています。合併する心臓病変は多くが無症候性に進行するため、当科では心臓MRIを用い早期診断に努めています。これまでの研究から、リウマチ自体が心臓血管病変のリスクとなること、そしてリウマチの活動性を抑えることで、生命予後を改善することも知られています。どんな疾患であっても診断が違っては直すことは出来ません。特に膠原病は症状が多彩で、経過や病態も複雑なため、難しい疾患という印象が強いです。しかし一つひとつの病態を紐解くことが診断に至る重要な過程であり、全身を診ることがそれに近づく有効な手段です。我々は良きリウマチ医である前に良き総合内科医であるべく日々の診療に努めております。ぜひお気軽にご相談ください。

呼吸器内科領域について

杏雲堂病院 呼吸器内科

 呼吸器領域の疾患は多岐にわたり、感冒、気管支炎、肺炎などの炎症性疾患から気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、睡眠時無呼吸症候群、間質性肺炎、悪性疾患などを主に診療しています。専門的な立場から適切な検査を実施しております。喘息・COPDでは拡散能を含めた全肺機能検査から呼気一酸化窒素(FeNO)測定まで行い、ガイドラインやエビデンスに基づいた治療を行っております。また、睡眠時無呼吸症候群では簡易検査及び精密検査は必要な場合には専門医療機関と連携しており、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)も積極的に行っております。花粉症などを含めたアレルギー疾患においては舌下免疫治療も行っており、専門性の高いアレルギー治療を目指しております。病棟入院関連では常勤医でグループを組み呼吸器疾患をはじめ膠原病関連、内分泌関連の専門医とともに患者さんの診療にあたっております。肺炎は全死亡の3位を占めており、その大半は高齢者肺炎であります。当院の呼吸器関連入院でも当然高齢者肺炎が多く、入院患者の約半数を占めております。呼吸機能低下に伴う呼吸不全、あるいは呼吸筋疲労などに伴う廃用症候群により呼吸リハビリが必要な場合が多く、理学療法士との連携し積極的なリハビリテーショを行っております。COPDにおける非薬物療法では呼吸リハビリの果たす役割は非常に大きく、2週間程度のリハビリ入院も積極的に行っていきたいと考えております。それ以外に間質性肺炎、胸膜炎などの疾患も入院加療しております。

医師紹介

杏雲堂病院 内科

相馬 正義(院長)【総合内科】

  • 日本内科学会認定内科医
  • 内分泌代謝科(内科)専門医・指導医
  • 日本腎臓学会認定専門医・指導医
  • 日本循環器学会認定循環器病専門医
  • 日本高血圧学会認定専門医・指導医
  • 日本医師会認定産業医
  • 臨床研修指導医

馬島 徹(部長)【呼吸器内科】

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本呼吸器学会専門医・指導医
  • 日本アレルギー学会専門医・指導医
  • 日本気管食道科学会専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 臨床研修指導医

横江 勇(科長)【総合内科・リウマチ科】

  • 日本内科学会認定医
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本リウマチ学会専門医・指導医
  • 日本医学放射線学会専門医

清水 貴子(科長)【総合内科・リウマチ科】

  • 日本内科学会認定医
  • 日本リウマチ学会専門医

唐澤 博美(医長)【総合内科・リウマチ科】

  • 日本内科学会認定医
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本リウマチ学会専門医
  • 日本リウマチ財団登録医
  • 臨床研修指導医

古川 典子(医長)【呼吸器内科】

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本アレルギー学会専門医

林 悠太(医員)【総合内科】

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本プライマリケア連合学会プライマリケア認定医
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本プライマリケア連合学会認定指導医
  • 臨床研修指導医
  • インフェクションコントロールドクター

小菅 琴子(医長)【総合内科】

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医

金井 恵美子(非常勤医師)【呼吸器内科】

  • 日本内科学会認定医

橋本 修(非常勤医師)【呼吸器内科】

  • 日本内科学会認定医
  • 日本呼吸器学会指導医・専門医

本澤 訓聖(非常勤医師)【糖尿病内科】

  • 日本内科学会認定医

根本 昌実(非常勤医師)【糖尿病内科】

  • 日本プライマリケア学会認定医・指導医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会専門医・指導医
  • 日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医
  • 日本医師会認定産業医

三浦 勝浩(非常勤医師)【血液内科】

  • 日本血液学会指導医・専門医
  • 日本内科学会認定医
  • 日本臨床腫瘍学会指導医・専門医

内科の対象疾患等について

 リウマチ性疾患や糖尿病を含む生活習慣病、倦怠感や浮腫み、持続する微熱など臨床診断が必ずしも明らかでない症例にも対応します。

 膠原病、リウマチ、糖尿病、内分泌、呼吸器、アレルギー疾患、感染症、その他内科一般

外来診療担当日割

科名

(午前のみ)
内科
横江 勇
【総合内科・
リウマチ科】
林 悠太
【総合内科】

(第1,3)
根本 昌実
【糖尿病内科】

清水 貴子
【総合内科・
リウマチ科】
相馬 正義
【総合内科】

(第1,3)
三浦 勝浩
【血液内科】
唐澤 博美
【総合内科・
リウマチ科】

本澤 訓聖
【糖尿病内科】
(第1,2,4,5)
橋本 修
【呼吸器内科】

清水 貴子
【総合内科・
リウマチ科】
(第1,3)
相馬 正義
【総合内科】

(第3)
根本 昌実
【糖尿病内科】

横江 勇
【総合内科・
リウマチ科】
古川 典子
【呼吸器内科】
相馬 正義
【内分泌・腎臓
・高血圧内科】
清水 貴子
【総合内科・
リウマチ科】

金井 恵美子
【呼吸器内科】

古川 典子
【呼吸器内科】

赤字は女性医師
※★は予約のみ